昭和から平成に元号が変わろうという頃、私は栃木に居た。新幹線小山駅の東1km程だったろうか、当時はまだ閑散としており、ボタンダウンのシャツを買おうとするとジャスコに行くしかなかったのだ。
そういったある日、スーパーに行くと新品種らしき米が発売されていた。
パッケージには「かぐや姫」っぽい女性の写真が印刷されていた。
「かはゆい」と、思わず買いこみ、うきうきと持って帰ったのだった。
これはなかなか旨いコメで新発売と言う事で値段も抑えられていたようだ。
さて、ある日コメを密閉容器に移し、パッケージをためすがめつ眺めていると次の一文が目に入った。
「・・・ファッションバッグとしてご使用ください。」
この瞬間の映像は二十数年たった今も私の脳裏に焼き付いている。